真の欲深は世界を救う

このサイトは【いたずらなkiss】等を扱う二次創作サイトです。公式とは何の関わりも御座いません。無断転載等につきましては悪意等がありませんでしたら、御自由にどうぞ。(詳細は案内にて)【2012/12/6 拍手レスを追加しました】

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管理人ぼやき【R-18イラストの御相談】

管理人日記&お知らせ

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管理人ぼやき

管理人日記&お知らせ

どうも、欲深の美和です!

更新が滞ってすいません。怒涛の更新と、停滞は今後も仕事の関係上有ると思うんですが、
ナオちゃんのシリーズもプロットの方は有る程度出来上がってますので
暇が出来次第ゆっくり進めていきたいなと。
あと、描き途中の漫画なんかもどうにかして仕上げたいなーと。

コメント、拍手等も返信が滞りがちで申し訳有りません!
こちらの方も返して行きたいと思っております。

さすが師走と言いますか、師爆走と言いますか、
溜まりに溜まった仕事でおじさんの手は腱鞘炎間近ですよマジか(冗談のつもりか)
死んじゃう!でも生きる!!

今は仕事でカードイラストとか商用漫画に精を出してます。
元々絵柄を何パターンも使い分けて仕事をしてるんですが、
たまにイタキス絵の癖が微細ですが出るようになってまだブログを始めて日が浅いけれど
手に染み付いてきたなと思わず驚きました。

そんな中身にブレのある自分ですが、これからもどうぞよろしくお願いいたしますね。
諸事情でたぶん鍵付きでもう一件御相談に、管理人ぼやきを上げる予定ですが
そちらも読んで頂けましたら幸いです。


おまけに描いてる漫画の一コマと落書き。
モトちゃんの髪型が本当に難しい。啓太はなんか描き易いね!
rak.jpg

これくらいのサイズなら結構すぐに描けるんですけどいかんせん小さいから数欲しいですよね。
落書きは集まり次第イラストページに纏める感じで
004.jpg


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【narack様へ】入江くんイラスト

頂き物&捧げ物



少し前にHAPPY☆SMILEのnarack様へ送らせて頂きました!(勝手に送り付けました…)
小説「空を見上げて」の入江くんです。
快く受け取ってくださってありがとうございます!


g01.jpg

つい癖でこのサイズで絵を描いてしまう事が多いんですけど、
もしかしてブログでは…デカいっすよね…

これからもnarackさん、どうぞよろしくお願いします!

prince or princess

大学:結婚後

ギャグです。
入江くんは王子様!って人は見ない方がいいです。






「だから!入江くんはあたしの王子様なの!」

直樹との出会い、生活、そして結婚…
そんな思い出話をしながら、幹、鴨狩、真里奈、智子の
いつものメンバーと入江宅のリビングにてグループ課題をしていた。

「入江くんみたいな素敵な人があたしの旦那様…小さい頃から夢見てた運命の出会いだったのよ!」

琴子はキャッと、両手で頬を押さえ赤くなってにやけている。

「琴子はいつもおめでたいわね」

幹が溜息をつきながらパラパラと資料を見ている。
もう馴れているとばかりに琴子の奇行を横目に見ると、早くやりなさいよ!と急かした。

「琴子、コーヒーくれ。」
「あっ!うん!!」

そこに、二階から降りてきた直樹が声をかける。
琴子は立ち上がるとぱたぱたとキッチンにかけて行った。

それにしても、ラフなシャツにジーンズだけなのだが、この男はなんでこうも様になるのか。
男っぽい長い指で髪をかきあげると、ちらりと課題の内容に目をやり、直樹はふーんとつまらなさそうにソファに座った。

「入江さんは本当に王子様って言葉が違和感無いわよね。というかピッタリというか。かっこいいわよねぇ…」

うっとりと幹がテーブルに肘をつき、ほう…と溜息をついた。

「そうね。でも…」

そこに智子が首を傾げながら水を刺す。

「どちらかというと、琴子さんと一緒に居る時は立場的にはお姫様な気がするわ。」

にっこりと楽しそうに笑いながらそんな事をきっぱりと言った。

「「「「お、お姫様ァァ?!」」」」

思わずそこに居たメンツが皆ハモってしまう。
そして何よりも直樹が、ありえないほどに顔を引きつらせて、軽くソファからずり落ちている。
直樹からすると、女装、お姫様は小さい頃のトラウマを引っ張り出されるタブーだ。
そんな疑われるような事は一切していないし、そんな事を言われるのも正直小さい頃ぶりだった。

そんな事も知らずに、琴子がコーヒーを直樹に持って来る。
しかし智子の可愛らしい唇は言葉を紡いで止まらない。

「だって、王子様ってお姫様を迎えにいくものでしょ?告白したのも琴子さんで、追いかけてたのも琴子さんだし。」

あ、でも入江さんの性格からすると、どちらかというと女王様かもしれないわと智子はふふふと目を細める。
一瞬うーんと考え込み、確かにそう言われればそうだと全員が頷く。直樹だけがいまだショックから立ち直れないのか言葉には出さないが目を見開いて眉を寄せていた。

琴子は何の話をしているのかわからず、ん?と訝しげな顔をしている。

「どちらかというと、琴子さんが王子様よね。立場として。」
「あたしが王子様ー?!えっ、何のこと?!入江くんやっぱりお姫様になりたかったの?!」
「なりてーわけねーだろ!!やっぱりってなんだよ!」
「あ…あたし…入江くんなら命に代えても守ってみせるよ!安心して!」
「なんでそこで意気込んでるんだよ!おかしいだろ!」

軽い冗談のつもりなのに声を荒げる直樹と琴子のやり取りを見て、やっぱり王子は琴子なんじゃないのかと全員が苦笑している。
そしてこんなに必死な直樹を見ることがまず珍しく、微笑ましいなぁと口元が緩む。

「そうだ!啓太も入江さんも、今度有るクラブイベントに行きません?ドレスコードは『女装』なんですけど」

幹が楽しそうに笑っている。

「「絶対行くわけねーだろ!」」

いきなりのリアルな提案に啓太と直樹はギッと幹を睨みつける。
おーこわい、とふざける幹に対して、琴子は興味しんしんだ。

「何ソレ!男の人しか行けないの?」
「ううん、その日のドレスコードが男は女装ってだけで、女は気にしなくていいのよ。」
「わー!気になる!入江くんはそりゃあ行けないだろうけど、モトちゃんが行くんだったら行ってみたい!」
「却下!お前はそんな所に行く暇が有るんだったら勉強しろ!!」

ガツンと直樹の手刀が琴子の頭に入る。痛い!と琴子は涙目でぶすくれた。


(暗がりのフェティッシュ系クラブイベントに琴子を自分なしで連れて行くなんて、そりゃあ嫉妬深い入江さんからしたら問題外よね。)

幹はふと思う。これを強行突破させたら、もしかして直樹は女装でもなんでもしてついて来てくれるんじゃないだろうかと。まあ、ありえないかしらと思いつつ、とりあえず啓太をどうにかして引っ張っていけないかとほくそ笑んだ。




「お前ら!ちゃんと課題しないなら帰れ!!!!」

そんな全員が課題への集中力を欠いたリビングに、直樹の声が空しく響くのだった。



____________


これは『【IF】cursed me』の前身というか、書くきっかけとなった文になります。
下書き保存したまんまで上げるの忘れてました。
(新しいのを書き上げる時間が無かったとも言う)


まだ男がバレる前、小さい頃はちやほやされるの大好きだった入江くん。
今も琴子に追いかけられるの大好き入江くんって事で、
もうあえてのタブーを破って(このブログでは今更だけど)
入江くんお姫様説をぶん投げていきますね。

我ながら真面目な話とそうじゃないのの差が激しすぎる。



惚れた方が負け

大学:結婚前

『切れるの別れるのって、そんな事は芸者の時に云うものよ…
   …私にゃ死ねと云って下さい。蔦には枯れろ、とおっしゃいましな。』
そんな一節を思い出す。


おれと沙穂子さんが並んで立つ。
それを辛そうな、今にも死んでしまいそうな顔で見つめる琴子。
しかし、わかっているとばかりに目を伏せてそっと顔を逸らす姿に、見えぬようにぐっと奥歯を噛み締めた。

ふと、【湯島の白梅】を思い出す。

夫同然の男、主税を他の女と添わせようとする酒井教授の逆らえぬ思惑に、別れを切り出された『お蔦』
酒井教授のモデルは金色夜叉の作家の尾崎紅葉。
そして大泉社長にふっと重ね、笑う。

きっと熱海の家族旅行の時、自分の将来を考えながら浜辺で暗い海を琴子と見たとき
金色夜叉の話をしたから連鎖的に思い出したんだろう。

あの時は、自分はこれからどうしたいのだろうと、やはりあの海に自分の心を映していた。
あの飲み込まれそうな海よりも今の自分の未来は暗く、深い。

愛する男と泣く泣く別れ そして、お蔦は…

馬鹿馬鹿しい。自分と琴子はそんな関係でもなかった。
そしてお蔦ほどやわな女でも無いだろう。

ただ、主税も自分も、愚かさが似ていると思った。



―――『直樹の独白』


あいつはおれが好きで
おれはあいつへの感情なんて考えることさえしなかった。

ただ事実としてあいつはおれを見ていて
それはおれがどうであろうと変わらない事実だったから。

おれは何度もあいつに確認をした。

「そのいじわるな男が好きなんだろ?」

あいつはいつも顔を真っ赤にしてそれに答える。

何年も、あいつを見てきて、それは変わらないものだと思っていた。
世間一般で言う、【惚れた方が負け】それの典型があいつなんだろうと思っていた。

主導権はいつも自分にあって、振り回されながらもおれは
あいつの行動をゲームとして楽しんで、我侭な行動を【許して】やっているつもりだったのかもしれない。

だからおれはおれの思うままに行動をしてきたし、
今回の見合いについても、おれが一番いいと思うような行動をとったつもりだった。

だけど結局は…おれは、あれだけ天才ともてはやされていても、
自分が言った言葉すらきちんと理解していなかったんだ。


「人の気持ちなんてわからないから きょう嫌いでも明日は好きになってるかもね」


それが、琴子にもあてはまるなんて、一瞬たりとも想像しなかった。


今日好いていなかった金之助を、明日は好きになっているかもしれない。

そして、相手の気持ちに寄りかかり、都合よくその好意について考えることも答えることもせずに
ぬるま湯のような心地いい愛情に浸るだけの関係の主導権は…

実際は【受け取る側】だったおれにに有った訳でなく、
【与える側】だった琴子に有った事を痛いほどに知った。

追いかける側が、やめてしまえば終わる関係。

それに気がついた瞬間に心が冷えた。心臓を氷で掴まれたようなそんな恐怖感を感じた。

琴子がこちらを見なくなれば、自分が今まで甘受してきたこの噛み締める事さえなかった幸せはただの砂。
その瞬間に気がつく。

自分の中に琴子という存在が住んでいたという事実。
それはいつも色々な顔でこちらを見て笑っていた。


好きだったんだ。

琴子が。


琴子は自分のものだった。
それなのに自分は誰の物でもないと思っていた。
深く相手を許した時点で、おれはあいつのものだったのに。


「琴子がプロポーズされた」

そんな事実を聞かされておれははじめて本当の意味で大事なものを失うという恐怖心を感じた。
捨てたと言い聞かせながらも必死に握っていた心の糸が、ぷつりと切れる。

離れる、離れてしまう。

おれはあれだけ身勝手に振舞いながらも、実際のところ何も捨てられていなかった。
むしろ気持ちの中では見苦しいほどに琴子にしがみつき続けていた。

他の知らない女を選ぼうと、琴子は琴子だと信じていた。
そのおれの理想の琴子が「常におれのものである」都合のいい妄想だという事に気がつかなかった。
だからおれが我慢すればいいと思った。
おれの立場が変わるだけだと思っていた。

そんなことは決して無いのに。琴子を一人の個として考えていなかった。
琴子はおれだったから。
「おれの一部」である琴子を我慢させるのはしょうがないことなんだろうと。


おれはもう、琴子を個として離したくなかったんだろう。
繋ぎとめるために、一生おれの一部でいさせるために。

「結婚」という道を選んだ。

鎖で繋ぐように。おれを好きだと言うのなら、羽根をひきちぎるように。
本人にプロポーズもせずに、事実だけを確認させて。


すべて都合のいいように、相手に拒否をされないように。
家族に先にそれを伝えて、了承を貰って、逃げられなくして。

卑怯だなと思いながらも、やっと居なくなりかけたおれの一部を取り戻した。



本当に惚れて負けたのはどちらだったのか。


「お前には降参したよ」

…ずっと負けていた。きっとお前に出会った時から。

ただ気がつかないように、気がつかれないように足掻いていた。
だから【降参】なんだ。



…お前の一生を絡め捕らえた上に、苦しいほどに抱きしめなければ、
『大好きだよ』のたった一言さえ伝えることも出来なかったずるい男。


___



琴子が蔦ならおれは名前の通り、それに捲かれた融通の利かない樹なのだろう。

おれはおまえほど強くは無いから 蔦が枯れる前に、おれが枯れてしまうよ。
結局のところ おまえはおれの我侭をききわけてくれていたのに、耐えられなくなったのはおれだった。

…おれがおまえに死ねと云ったなら。蔦には枯れろと云ったなら、その時はおれと枯れてくれ。



_______________

たぶんこれも『半身』という意識。
非常に未熟で幼い精神の高慢さが、見合いの一件の状況悪化の一端かなと。
湯島の白梅のお蔦の言ったこの一節が好きです。

蔦とかけまして、いとしい人と解く
その心は 
どちらにも捲ける(負ける)


おあとがよろしいようで

 
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